「表舞台で輝く?陰で支える?」

「私はどっちのタイプなんだろう?」
長年美容師として活躍してきた友人から聞かれました。

ある日、テレビの仕事で出演者のヘアメイクを担当したときのこと。
出演者が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、彼女は細部まで丁寧に整えていくそうです。
その姿を見たアシスタントの女の子に
「Yさんって、“縁の下の力持ち”タイプですよね。」と言われたそうです。

一方で、友人は眉アートメイクの第一人者として、自身のサロンを経営しています。そこには彼女のファンが絶えず訪れ、まさに表舞台で輝く存在として多くの人に愛されています。

表舞台で輝くか、それとも陰で支えるか——。

「私って、本当はどっちのタイプなんだろう?」

そんな風に思ったそうですが、あなたはどう思いますか?

彼女がずっと大切にしてきた価値観は、「美を通して、人を整える」こと。

スポットライトの裏側で輝きを支えることも、自らが光となって誰かを照らすことも、彼女にとってはどちらも、自分の大切な価値観を満たしてくれる、かけがえのない時間なんですよね。

だから、どちらの役割を担っていても、彼女は満たされ、幸せな状態です。

「どんな役割か」ではなく、「どんな自分で在りたいか」。
役割や肩書きに自分を当てはめる必要はないですよね。
しなやかに自分の価値観を満たす生き方をしていきましょう!