「夫の定年まで、あと数年。なんでこんなに焦るんだろう」

「老後のお金の心配?まあ、それもある。でも、それだけじゃないんだよね。なんか、もっとモヤモヤしたものがあって。」

そう話してくれたのは、50代の女性クライアント。
夫の定年まであと3年。
なのに、なんとなく毎日ざわついている、と。

そのざわつき、老後不安だと思ってた?

でも、正直に聞かせて。
お金の計算をしたら、そのモヤモヤは消える?

たぶん、消えないんよね。


このざわつきの正体はね、実は「夫の定年」そのものじゃなくて、夫の節目に照らされて、自分の節目が何も見えていない、ということなんよ。

夫には「定年」という明確な区切りがある。
でも、あなたには?

ずっと子育て、仕事、家族の時間に合わせて生きてきた。
自分の人生の時計じゃなくて、誰かの人生の時計に乗っかったまま、ここまで来てしまった。

だから怖いんよ。
夫が「次のステージ」に切り替わる瞬間を目の前にして、自分だけが、どこへ向かっているのかわからないまま、立ちすくんでいる感じ。

そのざわつきは、老後のお金が足りないサインじゃなくて、自分の北極星がまだ見えていないサインなんよ。


じゃあ、どうすればいいのか。

答えはシンプルで。
自分の価値観を言語化すること。

「好きなことをやればいい」じゃなくてね。
そこに行き着く前にまず、自分が何に喜びを感じているのか、どんなことをしているときに「これが私だな」と思えるのか、それを言葉にすること。

夫の定年を境に、あなたの人生も変わっていく。
だったら、その変わり目を「夫の時間に合わせる変化」じゃなくて、「自分の軸で選ぶ変化」にできたら、どうだろう。

ざわつきが、じわじわ落ち着いていく感覚がある。
揺れても、戻れる場所ができる。


あなたは今、自分の人生の何のために、この先の時間を使いたいか、言葉にできる?


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