「夫の定年後、二人で何を話せばいいんだろう」

カレンダーを見ながら、ふと計算してしまった。
夫の定年まで、あと何年か。

そして、少し怖くなった。

「毎日ずっと二人で家にいて・・・私たち、何を話すんだろう」


子どもの話、仕事の話、親の話。
思えば、私たちの会話はいつも「誰かの話」だった。

その「誰か」がいなくなったとき、何が残るんだろう。

そんな不安を感じている人、実はとても多いんよ。


でもね、これは夫婦の問題である前に、もっと根っこの話なの。

「二人で何を話せばいいかわからない」の正体はね。

「私自身に、話したいことがない」なんよね。

自分の人生に、夢中になっているものがない。
語りたい未来がない。
だから、会話の材料を「誰かの話」に頼るしかなかった。


順番を変えてみて。

夫婦の会話をどうにかする前に、まず、あなた自身の価値観を言語化すること。

「私はこれからの人生で、これを大切にしたい」
「これがやりたい」

それが言葉になったとき、あなたには「自分の話」ができるようになる。

自分の物語を生き始めた人は、話題に困らないんよ。
そしてね、生き生きと自分を語るあなたを見て、パートナーも変わっていくことが多いの。


定年後の二人に必要なのは、共通の趣味より先に、それぞれの北極星かもしれないね。


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