「欲しい」って言ったら、逃げられた。
子どもの頃、近くの駄菓子屋さんで何かを買ってもらうのが大好きだった。
でも、私と行くと必ず何かをねだられるのがわかっている母は
買い物に私を連れて行くのは、ほんのたまに・・・だった。
私の口癖は、「なんか買って」だったように思う。
ある日、プールが好きな私は、バスに乗ってプールに行こうとして
バス停で待っている間に、みるみる天候が変わって
ゴロゴロと雷が鳴り始めたのね。
んー、これは、今日はプールは無理かなと自分でも思って、
家に戻り始めたとき、
向こうの方に母の姿が見えたの。
雨が降りそうなので、母も私をバスに乗る前に止めに来たんだと思う。。
戻りかけている私を見た母は、向こうの方で、私に向かって帰って来るようにと手招きしていたの。
「迎えに来てくれた。じゃあ、帰りに駄菓子屋さんに寄れるかも。」
そう思って足早に近づいた瞬間、母はくるりと背を向けて、先に家の方へ歩いていってしまったんです。
子どもだった私の心に残ったのは、たったひとつの感覚。
「欲しいと言ったら、逃げられる。」
「私には、与えられない。」
母に悪気はなかったと思う。
お金を持たずに飛び出してきただけだったのかもしれない。
でも子どもの記憶には、「拒否された」という事実だけが刻まれた。
大人になってからも、ずっとその感覚は残っていて
買い物をするとき、真っ先に値札を確認する。
本当は欲しいのに、値段を聞いて諦める。
自分のためにお金を使うたびに、罪悪感が残る。
「私なんかが受け取っていいの?」
そんな声が、いつも心のどこかにあった。
コーチングを深めていく中で、やっと気づいたんよ。
私が本当に欲しかったのは、物じゃなかった。
「欲しい」というその気持ちを、否定されたくなかっただけだったんだ。
そう気づいてから、あの頃の自分と徹底的に向き合った。
「あの時、どんな気持ちだった?」
どれだけ悲しかったか。どれだけ我慢していたか。
そして少しずつ、自分に許可を出していった。
「欲しいと思っていい。」
「受け取っていい。」
すると不思議なことに、お金との関係が変わっていったんよね。
自分のために堂々とお金を使えるようになったり
学びたいことに投資できるようになったり。
好きなことを仕事にして、収入を得られるようになった。
あなたにも、思い当たることはない?
「お金がない」と思っているけど、実はそれは表面の話で。
その奥に、
「頑張らないと価値がない。」
「我慢しないと愛されない。」
「苦労しないとお金は入ってこない。」
そんな見えない呪いを握りしめていないかな。
お金の問題に見えていることの多くは、実はお金の問題じゃないんよね。
幼い頃につくられた価値観が、今もあなたの行動を縛っているだけ。
その呪いに気づいて、手放したとき——
人生の流れは、じわじわと変わっていく。
あなたを縛っているものに、一緒に気づいていきませんか?
〜魂の声を聴き、使命を生きる〜自己統合コーチング、受付中です。
「自分が本当に大切にしていることって、なんだろう?」
その問いに、一緒に向き合います。
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