「口下手で聞き役ばかり。私には取り柄がない」
今日も、相談に答えていくね。
〈相談〉Fさん・58歳
昔から口下手で、集まりでも気の利いたことが言えません。
いつも聞き役で、その場にいてもいなくても同じような存在。
発信の時代って言われても、発信できるものが何もない。
取り柄のないまま、この歳になってしまいました。
Fさん。
「聞き役ばかり」って書いてくれたね。
その「ばかり」を、ちょっとだけ疑ってみてほしいの。
聞き役「しか」できない? 聴くことが「できる」?
話が上手な人は、たくさんいる。
でも、人の話を最後まで聴ける人って、実は少ないんよ。
思い返してみて。
たいていの人は、聞きながら「次に自分が何を言うか」を考えてる。
途中でアドバイスしたくなる。話を取っちゃう。
あなたはそれをしないから、みんなあなたの前で話し続けるの。
それは「取り柄がない」んじゃない。
聴くという取り柄が、あなたにとって当たり前すぎて、見えてないだけ。
価値観ってね、本人には「息をするようにやってること」だから、自分では気づけないことが多いの。
「聞いてばかりの人生」が才能だった人の話
話すのが苦手で、聞き役ばかりの人生だった50代の方がいてね。
価値観を言語化したら、「人の話をじっくり聴くこと」が出てきた。
ずっと弱みだと思っていたことが、価値観であり、強みだった。
その方は今、傾聴ボランティアとして活動されてる。
「誰かの話を聴くことで、私も癒されていることに気づきました」って。
この言葉、聞いたとき私までじんとしたんよね。
弱みの顔をして、強みは隠れてる。
これ、ほんとに多いパターンなの。
今日の一歩
最近、誰かに「ありがとう」って言われた場面を思い出してみて。
・・・それ、何かを上手に話したときだった?
たぶん違うよね。聴いたときじゃない?
「ありがとう」が集まる場所に、あなたの価値観が眠ってる。
取り柄がないんじゃなくて、まだ名前をつけてないだけだから。
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「私が本当に大切にしていることって、なんだろう?」
その問いに、一緒に向き合います。
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