「涙もろくなったのは、歳のせいじゃないと思う」

最近、涙もろい。

ドキュメンタリーで泣き、卒業式のニュースで泣き、頑張る人の姿で泣く。

「歳のせいね」って笑ってきたけど。

本当に、それだけかな。


涙にはね、種類があるの。

悲しくて出る涙。
感動して出る涙。

そして、もうひとつ。

「自分の中の何かが、共鳴して出る涙」。

あなたの最近の涙は、たぶんこれなんよ。


思い出してみて。

どんな場面で、涙が出た?

夢を追いかける人の姿。
誰かが誰かを想う場面。
何かをやり遂げた瞬間。

その涙はね、画面の向こうの物語に流しているようで、実は自分に流してるの。

「私も本当は、ああいうふうに生きたい」

言葉になる前の願いが、涙という形で先に出てきてるんよね。


だから、涙もろくなった自分を、笑わないであげて。

それは感受性の劣化じゃなくて、心の底にしまっていた願いが、水位を上げてきたサインなの。

歳を重ねて、残り時間を意識し始めた魂が、「そろそろ本音で生きよう」とノックしてる。

そのノックに応える方法が、価値観の言語化。

「私は何に心を動かされる人間なのか」
「その涙は、私のどんな願いなのか」

涙の理由を言葉にできたとき、あなたは泣く側から、生きる側に回れるんよ。


今度泣いたら、そっと聞いてみて。

「私、本当は何がしたいの?」って。


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