「歩くのが速いね、と言われて考えた」

友達と歩いていて、言われた。

「相変わらず、歩くの速いね」

笑って流したけど、あとから考えた。

私、なんでいつも急いでるんだろう。

急ぐ理由なんて、ない日でも。


歩く速さはね、生き方の速さなの。

いつも速足の人の頭の中は、こうなってる。

「早く終わらせて、次をやらなきゃ」

目の前の道を歩きながら、心はもう次の場所にいる。
今を、常に「移動時間」として消化してるの。


でもね、考えてみて。

そうやって急いで貯めた時間、何に使った?

たぶん、次の用事なんよね。

急いで、詰めて、こなして、また急ぐ。
速く歩いた分だけ、人生が豊かになったかというと・・・どうだろう。

むしろ、失ったものがある。

道端の花に気づく余裕。
季節の匂い。
「今、ここ」を味わう感覚。

人生はね、目的地の集合じゃなくて、道のりの総和なの。
急ぎ続けた人は、人生の大部分を「早送り」で見てきたことになるんよ。


だから、ときどきでいいから、練習してみて。

「ゆっくり歩く日」を作るの。

いつもの道を、いつもの7割の速さで。

最初は、そわそわするよ。
「急がなきゃ」の癖が、騒ぐから。

でも、その騒ぎが静まった頃、見えてくるものがあるの。

自分が何に急かされてきたのか。
本当は、どんな速さで生きたいのか。

歩く速さを自分で選べる人は、人生の速さも、自分で選べるようになるんよ。


あなたの人生、何速で生きたい?


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その問いに、一緒に向き合います。
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